イオン導入の肌への効果
イオン導入とは、専用の機器で美容有効成分を肌の角質層より奥深くに浸透させる美容方法のことです。
手で化粧水や美容液や高価なクリームを塗っていてもお肌にはバリア機能があるため、角質層にしか浸透していないことをご存知でしょうか？
お肌の奥の基底層であたらしい細胞がつくられるため、基底層に栄養を与えてあげることで、細胞が元気になり、あたらしいみずみずしい細胞が生まれるのです。
それを、イオン導入でおこなっていきます。
イオン導入でなぜ美容有効成分を肌の奥にまで届ける必要があるのか？
美容有効成分が含まれた食べ物をたくさん食べても、顔に美容有効成分をたっぷり塗っても、その成分が皮膚の奥にしっかり届くことはありません。口からも肌表面からもなかなか届かない美容有効成分です。
それを肌の奥へたどり着かせるために、成分をイオン化して皮膚の奥にまで浸透させる必要があるのです。
イオン導入で美容有効成分が皮膚の深部にまで浸透する理由
微弱な電流を皮膚に流し、水溶性の美容成分をイオン化して、効果的に美容有効成分を皮膚内に入れ込んでいく方法がイオン導入です。
そのためにはマイナス電極を顔の皮膚にあて、プラス電極を手に持って電流を流していきます。
そして、皮膚上にあるマイナスの電極に反発して、美容有効成分が皮膚の奥へ浸透していきます。
この逆もおこなうことで、たくさんの栄養をもらい活性していたお肌を沈静させます。
肌にも電気が流れている
皮膚は表皮と真皮に分かれています。
今回は表皮の部分を見ていきましょう。
上（表面）から角質層、顆粒層（かりゅうそう）、有棘層（ゆうきょくそう）、基底層となっています。
一番上の角質層は酸性になっておりプラスイオンが多く、その下の顆粒層はアルカリ性になっておりマイナスイオンが多くなっています。
このように層によってpH（ペーハー）が違うため、層と層の間には電気の膜が張られています。
みなさま、お風呂やプールに入っても、水でふやけてぶくぶくになることはないでしょう？
それは、バリア機能があるからです。
本来なら素晴らしいことなのですが、皮肉なことに美容有効成分も異物とみなされてしまい、いくら塗っても電気の膜で止められて皮膚の下層までは届かなくなっている、ということなのです。
イオン導入のバリア解放と成分の押し込み
そこでイオン導入器は、角質層と顆粒層（かりゅうそう）に微弱な電流を浴びせて中性に近づかせます。
中性に近づくということは、プラスイオンやマイナスイオンが減少するということで、反発力や電気の膜も減少するということです。
美容有効成分がその瞬間に膜を通過して、今まで届くことがなかった奥深い肌に浸透することができるのです。
どんな美容成分でもイオン導入できるのか
化粧水や美容液なら何でも使える、というわけではありません。
イオン導入に向いている美容有効成分は
１、水溶性
２、マイナスイオン化が可能
３、小さい分子量
という条件が必要です。
プリートでは、
素肌がのぞむ薬用エッセンス
eff’xシリーズを導入しています。
イオン導入用での薬用エッセンスは日本で唯一のものですので、イオン導入法による結果を最大限引き出します。
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・シミ、くすみが気になる方にホワイトニングケア
・ほてりや赤み吹き出物に、瞬時に肌をおちつかせる沈静ケア
イオン導入は毛穴やニキビ跡にも効果があるのか
ビタミンCには皮脂の過剰分泌を抑える働きがあるので、イオン導入で使用すれば毛穴に皮脂が詰まりにくくなり、ニキビの予防が期待できます。
肌のターンオーバーを促進させるので、ある程度のニキビ跡でしたら改善にも効果が期待できると言われています。
イオン導入と相性抜群なビタミンC誘導体が最適
ビタミンCは元々こわれやすく非常に不安定な成分です。おまけに酸化しやすく皮膚からは吸収されにくいという扱いづらい成分でした。その扱いづらいビタミンCを安定させ、吸収されやすくするなど改良を加えたものがビタミンC誘導体です。
これは水に溶けるとマイナスイオンを帯びる性質があり、イオン導入ではよく使われる美容有効成分のひとつです。
プリートでは
世界初搭載機能’イオンフォーカシング’によるイオン導入法で、
導入時の弱点とされるイオン帯電と成分の酸化を克服。
有用なエッセンスを気になる部分に効率よく届けます。
イオン導入器を使う際の注意点
・イオン導入には向いている成分や不向きな成分もあります。全ての化粧水や美容液がイオン導入できるわけではありませんので注意しましょう。
・電流の影響を受けるかもしれない方は控えたほうが良いでしょう。
- 心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
- 妊娠中の方（出産後なら授乳中でもイオン導入可）
- 体内に金属がある方
- 炎症、外傷、日焼けなどしている方
・通常の化粧水や美容液と同じく、刺激を感じたり痒みを感じた場合は控えましょう。
